2013.04.08
加工品/防液提
4月に入り、こちら北九州は桜の花も終わってすっかり暖かく、、、なるはずだったのですが、先週末は「台風並みの低気圧」の影響で肌寒く、都市高速道路が雪で通行止めになると言う状態です。
家から軽装で出かけると、夜になって帰るときは寒さに凍える事もあります。
皆様、体調管理はいかがでしょうか?
さて、今日ご紹介させて頂きますものは、先月製作して納品した「防液提」です。
薬液を貯蔵するタンクや洗浄用の水槽などの下に、万一液漏れした時の「受け皿」として配置する物です。
プラント設備の設計時にはリスクマネジメントの見地から、経年劣化や不慮の事故の時に漏れ出た薬液を外に漏らさないように、タンク容量に安全率(通常1.2以上)を掛けた十分な容量の防液提を設置する必要があります。
この写真は、防液提のコーナー溶接部を拡大撮影したものです。
溶接技術の基本にのっとり、両サイドの溶接棒が反対側の溶接棒に達するよう、手間暇かけて丁寧に溶接しています。
タンクもそうですが、十分な強度を確保すると共に、薬液を決して漏らさない為のこだわりです。
プラント設備の安全対策に関しては、弊社(株)アクシーズにお任せ下さい。