2011.07.19
加工品/耐熱塩ビ製軸受けシール部品
今回ご紹介するのは、耐熱硬質塩化ビニール(HT-PVC/C-PVC)と、ポリプロピレン(PP)を用いて旋盤加工で製作したシール部品です.
液体で満たされている槽に回転軸が通っている場合、通常のベアリングだけでは中の流体が漏れ出してしまいます.
それを防止するために、このような多層構造のシール部品が使われます.
今回はHT-PVCをベースに、軸と接する部分に摩擦係数が少ないPPの部品を使用しています.
HT-PVCとPPは、共に耐熱性/耐酸性に優れているのがポイント.
高温の酸性の薬液を、外部動力で攪拌するような装置の製作でお困りのときは、弊社にご相談ください.
高精度な旋盤加工で一つ一つ確実に仕上げます.