2012.03.01
その他/バット溶着機
早いもので今年も3月に入りましたが、各地では大雪が降ったりと、まだ春までは時間がかかりそうです.
インフルエンザも流行っていますが、皆様お元気でしょうか?
さて、弊社は昨年、プラスチック配管用のバット溶着装置を導入しました.
最大100Aまでの、PP(ポリプロピレン)/PE(ポリエチレン)/PVDF(ポリフッ化ビニリデン)のパイプを、ソケット等の継手なしで突合せ溶接できます.
ヒーターで端面を加熱溶融(左上写真)し、パイプを圧着(右上)する工程を高い精度で行えます.
溶着後の仕上がりは均一で美しく、強度も十分.
パイプ接合部の外側と内側の様子を、左の写真でご確認下さい.
日本国内では、樹脂配管の素材はまだまだ塩ビ(PVC)が主流ですが、燃焼時に有害な塩素ガスが発生するので、欧米では既にPP/PEが主流です.
弊社でも脱塩ビの流れに対応すべく、設備投資を進めております.
既設のプラント設備をPVCから新素材に移行する案件など、プラスチック製の装置に関しては、是非弊社アクシーズにご相談ください.
流体の種類、温度、圧力等の条件に応じて、最適な素材と工法をご提案させて頂きます.